変動型歩合制度(フリーランス)
どうも、ソワンドマリリー清水です
今回のお題はフリーランス美容師になりたいなと思っている人、反対にフリーランス美容師に場所を提供したいオーナー
向けのお話をしたいと思いますが、まずはフリーランス側のメリット、デメリットを簡単に
ちなみに、一概には言えませんがほとんどがこれに近い感じだと思います
メリット
1.固定客がつけば確実に収入が増える
2.予約が入らない時間は自由にお店を出入りできる
3.予約管理はLINE@などを使って全て自分で行うので、自分の予定に合わせて時間を使える
4.マンツーマン施術なので、スタッフ間のストレスなどがほぼ無い
デメリット
1.予約が入らなければ収入が少ない
2.確定申告を自分でしなければならない
3.病気や怪我をした時に収入が減る
ざっと簡単にいうとこんな感じですが、フリーランス美容師側の1番心配な事は、予約が入るのかどうか、それによって収入が安定するのかどうかって事です
僕のサロンの場合は、いかにフリーランス美容師さんのデメリットを取り除いてあげられるか、サロン側の利益を削っても安心して使用出来るかって所を考えてやっていますが
今度はサロン側の配慮として1番配慮したほうが良いのは、売り上げに対する歩合です
サロン側の立場からすれば、歩合はもちろん高くしたくはないというのが本音だと思います
僕の店の場合は、業務委託で1席貸して自由に使ってもらってますが、シェアサロン型ではないので、薬剤、料金、営業時間と定休日は全て一緒にしていて
ただ、フリーランスの醍醐味の自由な時間というのはあって、定休日は自由に増やせるし、予約管理も個人でやってもらいますし、薬剤も要望によって相談して取り寄せています
フリーランスの悩みを解決する為に行なっている内容を話すと、業務委託でここが他のサロンと大きく違うという所は歩合の最低保証制度、夏冬ボーナスがある所なんですが、
まず売り上げによって変動する歩合制度です
これはフリーランス側、サロン側がwin-winになる様に設定したやり方なのですが、単純に歩合70%でやります!なんていうのは業務委託の場合のサロン側のデメリットがありすぎます
逆の考え方をすれば、ちょっとでも収入が増えればいいと思ってしまっていて、自分の事しか考えていなくてフリーランス側の収入の事を実は考えていないのです
70%あげるから最高でしょ、という安易な考え方でしかないと思います
なので、歩合変動型制度が有効になりますが、どういうものかもいうと
売り上げ
0〜29万以下 70%還元
30〜36万 65%還元
37〜44万 60%還元
45〜59万 55%還元
60〜79万 50%還元
80万〜 55%還元
と言う様に、売り上げに対する一律の歩合にせずに変動する事で、フリーランスもサロン側もデメリットをお互い補い合う事ができます
これによって、両者ともWIN-WINの状態が作りやすくなる事は確実になっていくと思います
ボーナス制度というのは、一般中小企業の場合
、基本給の約1ヶ月分という所が多いと思います
僕のサロンの場合は、上半期、下半期の総売上に対しての5%〜がボーナスという設定にしています
例えば、毎月60万売り上げたとして、変動型歩合制度の場合だと50%還元なので、30万が総支給額となります
60万✖️6ヶ月(1〜6月の上半期)
売り上げ360万に対しての5%がボーナスなので、18万が6月のボーナスになるので、6月の支給額は30万+18万ボーナスで48万という計算です
フリーランスで売り上げ60万という数字はまだかなり低い数字なので、80万以上をコンスタントに売り上げられればボーナスは一般中小企業以上、もしくは大企業並みの年収も全然あり得ます
サロン側としても5%の痛手ですが、フリーランス側がより良い環境でストレス無くやる気に満ち溢れてくれればむしろ長い目で見た時には全然プラスなやり方だと僕は思います
まだまだ話し足りないのですが、今日はこの辺で終わります
僕のYouTubeでもフリーランスについてちょこちょこ話したりしてますので良ければご覧ください
ちなみにVOL.07がフリーランスについて語っているのと、VOL.12では実際にフリーランス美容師と僕の対談動画もやりますので良ければ見てください
清水のだらだら雑談会⬇︎
ありがとうございました
群馬県藤岡市の美容室
soins de MaLily 清水