トリートメントを髪にしっかり入れ込むには?
今回は、美容師さん向けのお話で
題目通りなんですが
トリートメントを髪にしっかり入れ込む方法
を簡単に説明していきたいと思います
まずph(ペーハーまたはピーエイチ)
ってご存知ですか?
水素イオン濃度指数なんて言ったり
言わなかったりしますが
トリートメントをうまくなる為には
phを少し理解する必要があると思っています
そんなに難しく考える必要はないのですが
簡単に言うと
今、この施術している髪のphは
酸性なのか弱酸性なのか
中性なのか弱アルカリ性なのか
はたまたアルカリ性なのか
を考える事が必要です
誰でも知っている健康な髪のphは
4.5〜5.5程度って事は
知っていると思いますが
最終的にこの4.5〜5.5に近づけて
あげられるかあげられないかで
仕上がりの艶感や質感が変わってきます
最近はよく酸熱性のトリートメント
なども出たり、髪質改善とうたいながら
弱いアルカリで縮毛矯正をしている
サロンもざらにありますが、
なんにせよ、最終的に弱酸性に寄せてあげる
とクオリティがかなりあがります
例えばアルカリカラーをすると
カラー剤のphが10〜11くらいなので
弱酸性の髪が弱アルカリ性に傾きますが
2剤の過酸化水素によって酸性域に
力が働きますが、髪の中には
残留アルカリが残ってしまいがち
なのは知っていると思いますが
この残留アルカリのせいで
仕上がりが弱アルカリ性止まりで
パサツキや艶の低下になってしまいます
なので、最初に言った弱酸性にもって
いく為には酸性域のものを使って
残留アルカリを無くす事で
仕上がりのクオリティがあがります
良くあるのが炭酸水で流したり
バッファー剤や
最近はグリオキシル酸の薄めたものを
使ったりして残留アルカリを弱めたりします
ただ注意しなければならないのが
酸性域に持っていきすぎない事
が重要で、強い酸性のものを使ってしまうと
逆に収斂しすぎてきしんだり酸化しすぎて
逆に傷んだりしてしまう事もあるので
注意が必要です
あと、内部補修する薬やトリートメントつけるタイミングはアルカリに傾いている時に
入れる事が大切です
酸性域に持っていってからつけても
キューティクルが閉じてしまって
内部まで浸透しずらくなってしまうので
カラー後のシャンプーが終わった後に
トリートメントしてから酸性域に
もどしてあげるとクオリティの高い
トリートメントが出来る様になるので
頑張ってみて下さいね
ちなみに、クラブハウスを始めたので
良ければ探してもらえたら
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