乾かさないと何で痛むの？
こんにちは！
スタイリスト 清水良平です。
お客様との会話の中でよく出る話題が、
「髪って乾かさないと何で痛むのですか？」
という質問。
少し難しい話になってしまうかもしれませんが、
髪というのは、
•水素結合
•イオン結合
•シスチン結合
•ペプチド結合
という4つの結合から成り立っているのですが、
乾かさないと痛む原因となるのが、１つ目の
【水素結合】
この結合は、髪が濡れると切れ、乾くと繋がる、という性質を持っているので
お風呂あがりの濡れた状態は、水素結合が切れている、という事になります。
さらには、濡れた髪は水分を含んでいるので
膨潤（膨らむ）して、髪の表面をウロコ状に覆っているキューティクルを開いてしまい
無防備な状態になってしまいます。
つまり、
濡れた髪
||
水素結合が切断
＋
キューティクルが開く
||
無防備な状態
という事になります。この状態だと寝ている間に、
枕にすれてダメージを受けたり、お子さんに髪を引っ張られてダメージしたりと、通常の乾いた状態に比べると比べものにならないくらいのダメージをうけてしまいます。
さらにさらに、、頭皮には 常在細菌 という菌がいて、濡れていると繁殖し、フケや痒みの原因にもなるので、ドライヤーの熱でしっかりと乾かす事は、繁殖を抑えるという意味もあります。
この事から、
髪を乾かす事の大切さが分かると思います。
少し難しい話になりましたが、綺麗になるための第一歩を始めていきましょう！
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